「下剋上受験」と「身代わりアスリート」 | 医療特化型の研修・組織開発ならアクリート・ワークス

「下剋上受験」と「身代わりアスリート」

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「下剋上受験」という本がドラマ化されたようです。

「下剋上受験」とは、中卒の父親が一念発起し、塾に通わず、偏差値41の娘とともに

超難関中学受験を目指して努力するというお話。

 

 

改めて「下剋上」とはどんぴしゃのネーミングですね。

 

 

私も息子が昨年中学受験した関係で、昨年父親の桜井信一さんの本やブログは一通り読みました。

もちろん、親子二人三脚で受験というハードルを越えるドラマは感動的なのですが・・・・・

 

 

同時に「身代わりアスリート」という言葉を思い出します。

「身代わりアスリート」とは、例えば、親が「プロ野球選手になりたかった」「でも、なれなかった」という悔しい思いを持っており

その夢を無意識にこどもに託し、過度なプレッシャーをかけられてしまっている子ども達のことを言います。

 

 

親がこどもに期待をかけるのは当たり前です。

しかし、親の願望を押し付けすぎることは、こどもの心に歪みを産み出すリスクがあります。

そして、中学受験は、私の経験でも親子共に精神的余裕がなくなり、視野も狭くなるため

非常にそれが起きやすい構造があるように思います。

 

著者の桜井さんは非常に上手くいったケースなのだと思います。

娘さんが、それを自分なりに咀嚼し、自分なりに目標として「内在化」していったように本を読んだときは感じました。

 

 

一方親が陥りやすい罠もあります。

それは、表面上こどもが自ら努力しているように見えて、実は親のためにやっているようなケースです。

 

 

以前、友人のカウンセラーの向後善之さんから、「あなたのためだから」という言葉の危険性について教えてもらいました。

 

 

親の願望や期待が直球で伝えられるなら、こどもは反発しやすいでしょう。

しかし、親の願望が、「あなたのためよ」というラッピングに巧妙に包まれて、言葉が渡されるとき、

それはこどもを長く苦しめることになるリスクがあることを覚えておきたいなと思います。

 

 

自分も息子に色々やりすぎたことを反省することがあります。

下剋上受験、皆さんはどう思われるでしょうか。

 

 

守屋

 

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    医師、株式会社アクリート・ワークス代表パートナー
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