『引き算』の部下育成 ~「しない」ことの大切さ~ | 医療特化型の研修・組織開発ならアクリート・ワークス

『引き算』の部下育成 ~「しない」ことの大切さ~

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医療系メーカーで研修デザインに携わっています。

とても素晴らしい人事チームで、一緒に仕事をするのが楽しくて仕方ありません。

 

 

仕事を任されている若いメンバーがとても積極的で、私たちの色々な提案に対しても非常に前向きにチャレンジしていきます(新しい試みに対しては尻込みする大企業は少なくありません)。

 

 

何がそうさせているのかな?と考えてみると、上司の方の関わり方が素晴らしいことに気づきました。

 

『しない』のです。

 

 


1、答えを出さ『ない』

 

若いメンバーに議論の進行を任せています。自分から判断を任せています。よく見かけるのが「任せたふり」ですが、そうではなく完全に任せています。その証拠に、メンバーも上司の顔色を窺うことがありません。

 

2、否定『しない』

 

メンバーの意見やアイディアを否定しません。どんな発言でも、「面白いね」というところを出発点としています。多少間違えてもよいのだという懐の深さを感じます。

 

3、丸投げ『しない』

 

一見何もしていないように見ているのですが、丸投げではなく、きちんとメンバーを見ています。その証拠に、要所要所で適切な「問いかけ」を投げかけます。それも、「上から」ではありません。まるで「自分もすっかり見落としていたんだけど・・・」という雰囲気で発言されることにシビれます。

 


 

 

管理職研修などをしていると、「部下にどう関わればよいのか」分からないという悩みがよくあります。

 

 

しかし、「何かをしてあげる」ことだけが、部下を育てる手段ではありません。「何をしてあげるか?」という足し算ではなく、「何をやめてみるか」という引き算の関わりの中に、部下が育つ秘訣があるように思います。

 

 

「メンバーに適切な難易度の課題を任せること」

「そして愛情と関心を持ってメンバーを良く見ていること」

「ふりかえりを支援するような問いかけをしてあげること」

 

 

大事なことを本当の意味で教えてくれるのは、いつもクライアントです。

 

 

守屋文貴

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  • 守屋 文貴

    医師、株式会社アクリート・ワークス代表パートナー
    医療機関を対象としたマネジメントスキル研修を実施している。

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