医療法人 みどり訪問クリニック 事務長 波村美絵様 | 医療特化型の研修・組織開発ならアクリート・ワークス

クライアントの声

医療法人 みどり訪問クリニック 事務長 波村美絵様

在宅医療では人がすべて。組織づくりと人材育成の重要性に早く気づけたことが大きかった。

DSC_7497大曽根: みどり訪問クリニック事務長の波村さんにお話を伺います。本日はよろしくお願いします。ご依頼を頂く際に抱えていた悩みなどを改めて振り返ってみてどうですか?

波村さん(事務長): 私たちは在宅診療を主に行っているのですが、まだこの「在宅診療」というものがこのあたりでは十分に浸透していません。また地方都市にある小さなクリニックということで、医師の採用活動をどうしていくかということが常に課題としてあったように思います。また、組織の問題としては、当時、内勤の事務スタッフと診療に同行する外勤スタッフ間との部署を隔てたコミュニケーションに壁があり、それぞれ個人としてはとても仲良くやっているのですが、問題解決をしていこうという思考が生まれづらい環境にあったように思います。

大曽根: スカイプを通じたセッションを行うということに対して、なにか不安はありましたか?

波村さん: まず、個人的に「コンサルタント」という肩書きを持つ人にネガティブなイメージがあったんですね。占い師みたいというか、言うだけ言ってなにもしてくれないという印象です。部外者である方々がクリニックの風土を知らないうちに、外から何かを断定的に「こうしてください」と、全く規格外のコメントをしてこないかどうかが心配でした。しかし、アクリート・ワークスさんにはその印象を抱くことがはじめから全くなかった。どうしてだろうと考えてみると、大曽根さん、守屋さんともにどんどん自分ごととして私たちの中に入ってきてくれたことと、やはりそれぞれの人柄なんだと思います。毎回のセッションは基本的にスカイプで行われていますが、その前にセミナーなどでお目にかかっていたこともあり、すでにしっかりとした信頼関係ができていたため、遠隔である不安もありませんでした。

大曽根: 月に1度、スカイプを使ってセッションを継続していますが、感じていることや分かりやすい効果などがあれば教えてください。

波村さん: まず気づきとして、そもそも明確な問題を用意してからでないと相談というものはできないのだと思っていたのですが、引きだすような質問方法でさまざまな相談に乗ってくれるなかで、課題が自覚と異なるところに潜んでいたことがわかり、話をしていく中で気づくことが多くあるのだということが分かりました。たくさんのノウハウをお持ちなので、私の話を聞きながらも次々にアイデアが浮かんでいるはずなのですが、そこはいったん抑えて、とにかくまずは聞いてくださいます。こうしたやりとりを重ねることで、私一人で考えていると狭い視点に陥りがちなところを、俯瞰の視点に戻してくれ、クリニックがあるべき姿を捉えるきっかけを常に作ってくれます。そのうえですぐに取り掛かれる一手を提案してくれる。問題提起だけでは終わらせずに、ちゃんと次の一手まで一緒に考えてくれるところが助かります。事務長という役職はトップとはよく話しますが、スタッフとは共有できない情報も多く、客観的なアドバイスや視点をもらえる機会というのがとても少ないんです。そのため私にとって大曽根さんとのこの月に1回のセッションはとってもありがたいんです。

大曽根: そういってくださると本当に嬉しく思います。

波村さん: こういう機会に言えてよかったと思います。

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大曽根: 次に、セッションを行ってきた中で、波村さん自身が感じている変化があれば教えてください。

波村さん: ファシリテーターの方法を守屋さんからは研修で、大曽根さんからはセッションで教えてもらったため、近頃ではそれが必要な場所で的確な進行が自然とできるようになりました。内勤も外勤もミーティングには必ず入るようにしているのですが、ホワイトボードなどを使いながら教えていただいた手法で進行し、会議をただの言い争いでは終わらせず、問題解決をみんなでやっているんだという雰囲気が作れるようになりました。そうした「問題解決の雰囲気」だけでも作れるようになると、その会議の場で、参加者が今問題だと思っていることを抱えずに「出す」ようになってくるんですね。これは収穫だったと思っています。つまり、私自身がファシリテーションスキルを身に着けたことで、問題を把握することができるようになったのが変化です。これによって、周囲からの信頼も得られるようになったように感じ、統率力がもてるようになりました。これはまさにセッションから培ったものだと思っています。

大曽根: 大きな変化ですね。

波村さん: はい。これまでは、仕事をしていくなかで、自分が何をするべきなのかが分からなくなることがありました。クリニック全体のことを考えていても突然パソコンの修理だとか、いろんな雑務が飛び込んできます。しかし、このセッションを経て、自分が今何者として動くべきかという認識ができるようになってきました。自分の役割が明確になりました。

大曽根: それはすごく嬉しいですね。僕が解決していくというよりは、波村さんがご自身でできるようになるということを望みとしているので、とてもうれしいコメントです。続いて、我々が「医療機関に特化したコンサルティングを行っている」ことで感じるメリットがあれば教えてください。

波村さん: はい。話を分かりやすくするために少し自分の話をさせてください。キャリアとして学校の先生を経て、民間の企業に務めた経験があります。その後、ソーシャルワーカーに関心を持ち、今の仕事についています。医療機関というのは専門職の優位性が強く、とはいえその管理をする側は資格をもっていないという特殊な構造があります。一般企業と比較をするとやはり組織として動きづらいです。だからこそその医療機関の組織づくりをするためには、この特殊な前提を理解していることが求められます。それをすべて理解しているアクリート・ワークスにはやはり強みがあり、信頼できます。守屋さんには医師の経験があり、大曽根さんは事務長としてだけでなく一般企業の組織についてもご存じです。私からしたら鬼に金棒ですね。

大曽根: 組織として、なにかセッションの成果はでていますか?

波村さん: 一言でいうなら、クリニックにとって一番大きな効果は、「変化を嫌わず、自ら考え行動する人が増えたこと」ではないでしょうか。というのも、社内の皆が、大曽根さん守屋さんのことをこれまでの研修などを通じてとても信頼しているので、その二人から教わったであろう私の方法、例えばファシリテーションのやり方を今度はスタッフが見て真似ています。そうした結果、「スタッフ一人ひとりが院長からのトップダウンに頼らず、スタッフ間で決められることは自分で考え行動するスタンスが定着した」ように考えています。例えば、業務についての改善提案というのは、ともすると「前に決めた方への批判」と捉えられかねない風潮がこれまでにはありましたが、各人の業務改善への意識が変わり、変化や改善提案はフローとして当たり前と据えられるようになりました。それぞれの頭で考えることが当たり前になったことの表れなのだと思います。

大曽根: 変えていくことに対して抵抗がなくなってきたんですね。

波村さん: そうですね。うちだけではなく医療機関の内勤というのは一般的に変化を嫌う傾向があると思うのですが、「変わること」がフローの一つとして受け入れられてきました。

大曽根: それが、みどり訪問クリニックらしさにつながってきていますね。こうしたセッションを行っていることを院長はなにか言っていますか?

波村さん: 院長は、「それ、大曽根さんに聞きなよ」って言える、その状態が安心に繋がると言っていました。実際、私はよくその言葉を院長から聞きますね。

大曽根: その言葉もとても嬉しいですね。ありがたいことです。視点を変えて、医療機関において「組織力向上」に専門化を招いている例はまださほど多くないように思います。これからの病院に、外部からコンサルタントを招くメリットって何でしょうか?

波村さん: まずアクリート・ワークスさんの強みとしては、繰り返しになりますが、大曽根さんのキャリアと守屋さんのキャリアが合わさっていることで、組織開発も医師に対するアプローチへも手をつけることができるというところだと思います。外部からコンサルタントを招くという点に関しては、在宅医療に限って話すと、機材をほとんど使わず、人がクリニックを作っているといっても過言ではありません。つまり人がすべてなのです。だからこそ人材育成、組織開発にもっと力を割いてもいいのではないかと思いますし、そのことに早めに気がついた医療機関は強いのではないでしょうか?

大曽根: ありがとうございます。インタビューも後半ですが、共に仕事をしてみて、大曽根、アクリート・ワークスのイメージを教えてください。

波村さん: 勝手な印象ですが、大曽根さんの印象は「赤に近いピンク」。ピンクって、明るくて強いけれど、同時に淡いんですよね。しっかりした主張があるんですが、淡いからこそ周囲になじめるんです。対して、守屋さんは「青」。そして二人合わさると「紫」なんです。紫って高尚な色ですよね。言葉が適切かわからないんですが、安っぽくないんです。とてもきちんとしたコンサルティングを受けている印象があります。とても抽象的に伝えてしまいましたが、2人は私たちにとって常に、解決につながるアイデアや最先端なものを運んでくれる存在。実際スタッフ全員、お二人が来るのをとても楽しみにしていますよ。

大曽根: 照れてしまいますね。(笑)もしよろしければ、ついで大曽根自身の印象などについても聞かせてください。

波村さん: 上から目線に聞こえてしまったら申し訳ないんですが、私からみて大曽根さんは人間的成熟度がとても高い方なんです。真摯な姿勢、落ち着いて話をされていつもセッションの中でなにかしらのプレゼントをくださる。私が口にした内容をいったん受け止めて返してくださる。自分もこんなふうになりたいと思わせてくださる。褒めすぎですかね?(笑)

大曽根: 本日は本当にどうもありがとうございました。また、引き続きセッションではよろしくお願いいたします。DSC_7467

 

医療法人 みどり訪問クリニック(名古屋市)

事務長 波村美絵さん

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