医療法人 みどり訪問クリニック 院長 姜琪鎬様 | 医療特化型の研修・組織開発ならアクリート・ワークス

クライアントの声

医療法人 みどり訪問クリニック 院長 姜琪鎬様

組織運営に関するノウハウが組織に残るメリットはとても大きい。目に見えにくいナレッジマネジメントへの投資です。

  大曽根みどり訪問クリニック院長の姜(かん)先生にお話を伺います。姜先生がケアネットさんにいらした時に、守屋とのつながりでお会いしたのがきっかけでしたね。その後名古屋市緑区で在宅医療のクリニックを開業されました。

KX0A5204姜院長(以下敬称略):そうでしたね。2012年の4月に開業ですから、その半年くらい前にバタバタしながらいろいろな方とお会いしていました。そのときは組織像というのもまだ漠然としていたものですから、いつお世話になるかはぜんぜん決めていなかったのを覚えています。

大曽根:開業されてから1年経ったくらいにお声をかけていただきました。その時の背景はどのような感じだったでしょうか。

:東京と名古屋と比べると両方とも都市なのですが、実際には、東京と地方都市といったほうが適切だと思います。東京と東京以外で考えるべきかなと思うくらいです。さらに私が開業したエリアは、地方都市の中でも端っこになります。誤解を恐れず言うと、人材の経験やスキルのレベルとして、東京のようにはいかないところがあります。残念ながら意識のレベルもです。単に言われたことはできるという人たちはたくさんいるわけですが、成長する組織として要求していきたいのは、自分たちで考えたり、自ら提案もできるような状態です。つまり、自律性という意味で、当初ギャップに苦労しました。

さらに、病院の組織であれば「私〇〇する人」というように、業務が細分化されていますが、在宅医療の場合は、スタッフひとりひとりの役割が、状況に応じてアメーバのように動くようなところがあります。おまけに組織が小さいから、役割を超えて何から何までやらないといけないというところもあったりします。そうした中で、当初はどのようにまとめていけばいいかわからないという時期がありました。

徐々にスタッフは増えてきましたが、今度はよくありがちな段階かもしれませんが、セクショナリズムに近いようなことが起こり始めました。部門というほどの規模ではなかったのですが、機能別の職種ごとにどんどん壁ができ始めていきました。その時は、小さい組織なのになんで壁ができるんだと理不尽さを感じました。ただ、僕の場合は診療で外に出っぱなしだからその壁がよけい見えないんですよ。中にいればもっともっと見えると思うのですが、そういう意味でリーダーが院外に出っぱなしのマネジメントとしてとても難しさを感じました。

大曽根:そういった中で、私たちにお声をかけていただいた一番のポイントはどのようなことだったのでしょうか。

:そうですね、人をコマと考えれば別にアクリート・ワークスさんに声をかける必要はなかったと思います。マニュアル通りに動いているかをチェックするような管理型の組織ではなく、今のような組織を作ったのは、管理型の組織の限界を感じていたからです。管理型組織をつくるほうが、体裁を整える意味でも短期的な成果を出す意味でも手っ取り早いと、正直思います。だけど自分にはやっぱりこの組織をずっと存続していける形にしたいという想いがありました。「人を活かすということはどういうことか?」という問いは、ずっと永久につきまとうものだと思います。アクリート・ワークスさんとは大切にされているところが一致しました。きれいなことを言いっ放しのコンサルタントはいくらでもいますし、いくらでもいいこと書けてしまう世界です。ただアクリート・ワークスさんは、クライアントの事情をきちんと理解してくれたり、現場で役立つ知恵も豊富にもっているので安心というのもありますよね。

大曽根:そういうことですね。サービスとしてかたちのないものという部分もあるので、依頼にあたってはご不安とかもあったのではないかと思いますがいかがだったでしょうか。

CIMG4462:そうですね、たしかに難しいことだと思います。どのようなところに頼もうが、このテーマは大きい課題じゃないですか。3カ月で成果を出すとかそういうものではなく、けっこう壮大な、1つのタイムラインをひいてやっていくようなものですよね。プロジェクトともまた違うじゃないですか。ある意味で終わりがない課題。不安がないわけではないですが、どちらかというとアクリート・ワークスさんに対する不安よりも、課題そのものが、ずっと向き合っていくべきことだという覚悟に対する不安の方が強かったです。

大曽根:なかなかそうおっしゃる方は少ないので、やはり先生は視点がすばらしいですね。ところで、姜先生ご自身として、私たちが関わっているメリットみたいなものがあるとしたらどんなことでしょうか。

:医療人には独特の思考パターンがあるなとつくづく思うのですが、僕の場合はビジネスの経験もあるので、医療人であって医療人でないところがあります。大曽根さんも守屋先生もそうですが、医療の世界にいるけど、どっぷり浸かってはいないというところがすごく似ているんですよ。だから話がしやすいというところはあると思います。サブになるところをちゃんと持っているともいえますよね。要は、熱いマインドは医療人として持たなければいけないけど、頭がヒートアップしてはダメだというところでやらないとダメだなと思っています。

さらに、医療の経験がない方にコンサルをお願いすると、とまどうことも多いように思います。医療人特有のメンタリティや、女性ならではのメンタリティも、医療機関を知らないとなかなか理解しがたいものがあったりします。そういう意味で、非常に繊細な部分をアクリート・ワークスさんはちゃんとわかっていらっしゃるのも、僕が評価しているところです。

大曽根:ありがとうございます。私たちが関わることでの効果みたいなものを感じることがあるとしたらどのようなことでしょうか。

KX0A5350:内勤スタッフは会議のしかたが大きく変わりました。きちんとファシリテーションの仕方をや会議方法についてレクチャーしてくださったのでよい話し合いができるようになってきていると思います。会議のアウトプットの質も上がってきたと思います。

そして、事務長も本当に成長したと思います。自分にとっていちばん有り難いのは、組織の長に言いにくいことをはっきりと言ってくれるようになりました(笑)。

大曽根:それは姜先生にとってはポジティブな面ということですね。

:それはもう言ってもらわない限り気がつかないことがよくありますので、裸の王様になるのはいやですからね。

大曽根:それは本当にいい関係ですね。

:そうですね。彼女は非常に向上心もあって、現状に満足していないというのもあります。自主的に申し出て、よい事例を見に行ったり、ネットワークを構築し始めてくれています。

大曽根:そうですね。私も毎回のセッションで、そのような新しい取り組みの話を聞くのが楽しいです。ところで、病院において私たちのような専門家を招くメリットについてもお聞きしてよろしいでしょうか。

:一般的には、皆さん、コンサルティング料というのは一見高いなと感じるわけですよ。ただ、退職/採用の繰り返しにかかるコストを考えたら、むしろトントンだと思います。さらにトントンだけでなく組織運営に関するノウハウが組織に残るわけだから、メリットの方が大きい。目に見えないようなナレッジマネジメントというのは、本当に評価しにくいですし、評価したがらない方がほとんどです。開業医の先生方でも、「本当に使えないんだよ、あいつは。」というように、スタッフのせいにすることで終わらせてしまう方がとても多いです。組織の本質的な課題を改善すれば、結果的に大きなコスト削減につながっていくのに、コンサルティングなんて本当に必要なのかと、単純にそこで止まってしまうんですね。

あとは、当院みたいな急成長していく組織というのは常にカオスを持ち合わせながら運営していくわけです。そのカオスを放置しながら進めていったら最後にえらいことになると思います。だからこそ、絶えず状況を整理していくということが大事ですから、第三者の視点が入るのは心強いわけです。

自分にとってのやりがいの話になりますが、この地域社会から評価されるというのは当然ですが、やっぱり身近な人たちからもきちんと信頼される、信頼し合えることがいちばん重要かなとも思います。

大曽根:最後に、アクリート・ワークスのイメージと、私個人の印象をそれぞれ聞かせていただけますでしょうか。

:人事系のコンサルティング等、過去に何回か受けたことがあるのですが、高いフィーを払ったわりに、似たようなテンプレートを用意して持ってくるだけという会社が多いんです。アクリート・ワークスさんは、そのあたりがとても柔軟で、まずこちらの状況や問題点というのをきちんと理解してから進めてくれるのがいいなと思っています。

あと、当院の事務長との毎月の定期セッションで、さまざまなフィードバックをいただいています。彼女自身にとって、精神的な充足感というか、安心を得ているようです。ある意味で彼女にとってのメンターですよ。学びといえば、本を読むことやセミナーなどだと思うのですが、普通のセミナーは結局のところ単なる講義で終わってしまうものが多いのです。いろいろ手さぐりでやってみてきた中で、今、結果として長くお付き合いしているのがアクリート・ワークスさんということを考えても、非常にありがたい存在です。

あと、大曽根さんの印象ですが、とてもしゃべりやすいですね。さすがコンサルタントだなと思います。ちゃんと客観視しようというところで努力してくれていますが、それがとても伝わってきます。

大曽根:改めて先生の気持ちをお聞きできて本当によかったです。ありがたいお言葉をたくさんありがとうございました。

KX0A5541

医療法人 みどり訪問クリニック(名古屋市)

院長 姜琪鎬様

http://midori-hcl.net/
私たちが目指すもの(動画)

私たちが目指すもの(動画)

なぜ起業したか?何を目指しているか?私たちの考え方や人となりを知っていただくための自己紹介動画です。

ブログ

ブログ

守屋が日々考えていること、医療機関ならではのお困りごとを解消するための視点、おすすめの書籍やツールなどを紹介しています。

研修、コンサルティングのご相談はこちらから

研修、コンサルティングのご相談はこちらから

「研修をしたいが、何からスタートすればよいか分からない」「組織課題について、まずは言語化したい」など、守屋が相談に乗ります。お気軽にご連絡ください。


アクリート・ワークスとは?
アクリート・ワークスは、病院やクリニック、調剤薬局、介護施設などに対して医療特化型研修を提供しています。新任管理職を対象とした管理職研修、研修医を対象とした新人研修、コーチングやファシリテーションなどのスキル別研修、医療チーム対象としたチームビルディング研修など・・・医療機関のニーズに合わせてカスタマイズして提供します。
また、アクリート・ワークスの強みは、組織開発にあります。継承・建替時の新体制確立の支援、採用の仕組みづくりと離職対策、幹部人材の育成、会議の運用方法の見直しなど医療機関の重要課題を解決していくプロセスを支援します。