エルゼビアジャパン『ナーシングスキル』 ~多職種連携のためのコミュニケーションスキル | 医療特化型の研修・組織開発ならアクリート・ワークス

エルゼビアジャパン『ナーシングスキル』 ~多職種連携のためのコミュニケーションスキル

アクリート・ワークスの守屋です。

 

 

さて、多職種連携におけるコミュニケーションスキルについて、エルゼビアジャパンの「ナーシングスキル」でお話しました。

多職種連携においては、自分の主張をすこし脇に置いて、「全体として何が起きているのか?」を共有していくことがチームワークを発揮するための下地になります。

 

 

それを良く表している「群盲象を評す」という中国のことわざがあります。

何人かの盲人が象の一部だけを触って、象の印象を話し合っています。1人目の盲人は象の耳を触り、「象とは絨毯のようなひらべったい動物だ」と主張します。2人目の盲人は象の鼻を触り、「象とは細長いパイプのような動物だ」と主張します。3人目の盲人は象の前足を触り、「象は太い柱のようなものだ」と主張します。そして、誰も自分の主張を曲げるものはいないのです。
この話のポイントは、「誰もが正しい、ただし一部だけ」という状態であることです。そして、それぞれ正しいことを言っているが故に、自分の主張を譲ることはできず、話し合いは平行線となってしまいます。

 

 

 

多職種連携でも同じようなことが起きがちです。皆それぞれ、患者さんのことを思って自分の仕事を一生懸命行っているがゆえに、他職種を認めることができないのです。このような状態から脱却するためには、「どちらが正しいか」という議論(ディスカッション)から、「全体として何が起きているか」という対話(ダイアログ)に切り替えていく必要があります。

 

 

またそのような対話をするためにはフラットな人間関係と、コミュニケーションスキルが求められます。「権威勾配」を緩める工夫も重要ですね。

 

 

参考記事:

「医師と権威勾配と“ツッコマレビリティー”」

 

 

守屋文貴

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